概要
インスタンスのプロパティの値を簡単に出力できる
※指定したプロパティのgetterが自動で実行される
※スクリプト要素(スクリプト、スクリプト式)内では使用できないため
for文やif文と一緒に使用できない
使用方法
${スコープ.インスタンス.プロパティ}
※スコープは省略可能で「インスタンスの検索順」の順番に検索する
${sessionScope.human.name} ${human.name}
文字列を表示したい場合
"か'で囲む
${"文字列です"} ${'文字列です'}
配列、リスト、マップの場合
配列、リスト ${human.list[0]} マップ ${human.map["keyA"]} または ${human.map.keyA}
検索するスコープを指定する(暗黙オブジェクト)
暗黙オブジェクト名 | 説明 |
---|---|
pageScope | ページスコープを表す |
requestScope | リクエストスコープを表す |
sessionScope | セッションスコープを表す |
applicationScope | アプリケーションスコープを表す |
param | リクエストパラメータのMap |
paramValue | 複数の値を持つリクエストパラメータのMap。Mapの値はString配列 |
header | リクエストのヘッダーのMap |
headerValue | 複数の値を持つリクエストのヘッダーのMap。Mapの値はString配列 |
initParam | 初期パラメータのMap |
cookie | クッキーのMap |
例
セッションスコープに保存されたhumanインスタンスのnameプロパティを表示 ${sessionScope.human.name} リクエストパラメータの値を表示(name="age"の場合) ${param['age']} リクエストヘッダーのuser-agentを表示 ${header['user-agent']}